レトロな劇場-音楽も演芸もライブ感なり

みどり市になったんですね。菊人形で有名な「ながめ」です。その菊人形が終わった翌日でした。ゆっくりと見物していると、何やらお囃子が聞こえてきます。 そしてこのレトロな劇場を発見しました。ちょうど素人のマジックショーをやってましたので運良く「タダ」で入場できました。まさに「千と千尋・・・」の世 界です。昭和30年代そのままでした。聞けばその昔、閉館撤去の危機のとき、周辺住民の強力な支援活動に助けられて現在に至っているとのことでした。考え てみれば観光地なのですから、大型バスが何台も停められる駐車場があり、近くにはフウコウメイビな渓谷や神社仏閣もあります。歌手・あがた森魚も毎年ライ ブを開催しているようで、イベント会場としては異色の掘り出しモノと言えましょう。このジャストなハコのサイズにより、平坦な画像画面からでは伝わらない パフォーマーの息遣いや、どんな高性能マイクでも拾えないノイズ・・・音響工学のスイを集めた近代的なホールから、ハタシテこの母胎のようなアタタカミが 感じ取れるものなのでしょうか?文化ってのは建物設備(カタチ)だけではなく、取り巻くヒト(タマシイ)でもあるのですね。さて現代人は文化を背負ってい るのかな?

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